ニュージーランド留学情報

中学・高校留学について知ろう!

中学・高校留学は新しい文化に触れる貴重な機会

中学留学や高校留学は、実用的な英語力の習得だけでなく、日常生活や学校生活を通してその国の文化や習慣を学ぶ絶好のチャンスです。若い頃から異文化に触れることで、視野が広がり、海外への抵抗感も少なくなります。

未成年の子供が異国の地で一人留学するのは、とても勇気のいることです。初めは言葉や文化の違いに戸惑い、コミュニケーションが難しいこともあるでしょう。しかし、ひとつひとつの困難を乗り越えることで自信がつき、ホストファミリーや先生、現地の子達との交流が深まる様子を見るのはとても嬉しいものです。

ニュージーランドの学期制度:新学期は1月下旬からで4学期制

ニュージーランドの新学期は1月下旬から始まり、4学期制(4 Terms)となっています。各学期は約10週間の授業期間で構成され、各学期の間には2週間の休み(スクールホリデー)があります。
それぞれの学期は年により異なりますが、目安として

Term1(1学期): 1月終わり~4月中旬
Term2(2学期): 5月下旬~7月上旬
Term3(3学期): 7月下旬~9下旬
Term4(4学期): 10月中旬~12月中旬

Year11(高校1年)になるとNCEA(National Certificates of Educational Achievement)が始まり、11~12月にかけて全国統一試験が行われます。→ NCEAはこちらを参照

少人数制のクラスで個性を尊重
少人数クラス

ニュージーランドの中学・高校は、教育水準が高く、落ち着いた環境で学ぶことができます。一クラスの生徒数は20~25人程度で、個性を大事にした教育が行われています。

詰め込み型ではなく、自分で考え、他の生徒と話し合うことが重視され、分からないときには積極的に先生に聞くことが求められます。

多彩な選択科目

アウトドアエデュケーションニュージーランドの高校では、選択できる科目の幅が非常に広く、興味のあることを存分に学べる自由度の高いカリキュラムが特徴です。

国語(英語)、数学、理科(物理・化学・生物)、社会(地理・歴史、経済)、体育、音楽、美術といった一般的な科目に加え、例えば、

ビジネススタディ、アカウンティング、メディアスタディ、デジタルテクノロジー、デジタルアート、フォトグラフィ、ドラマ、ダンス、アウトドアエデュケーション、フードテクノロジー、ホスピタリティ、ウッドワーク、メタルワーク、アグリビジネス、語学(スペイン語、フランス語、中国語、日本語、マオリ語等)

といった、様々な科目の中から選択できるようになっています。

英語初心者でも安心のサポート体制

ESOLプログラム

ニュージーランドの中学・高校では、留学生をサポートするためのESOLプログラムが充実しています。通常の授業に加え、英語を母国語としない生徒向けの特別な英語授業も提供されているため、英語力が低くても安心して入学できます。

さらに、一部の高校では、入学初期に英語力を集中的に伸ばすためのインテンシブESOLプログラムを実施しています。このプログラムでは、数学やサイエンスなども留学生専用のクラスで学ぶことができるため、スムーズに学校生活に適応することが可能です。

これらのサポートにより、留学生は自信を持って新しい環境に飛び込むことができ、充実した学びの時間を過ごすことができます。

学年と年齢について

ニュージーランドでは、小学校(Primary School)は5歳から入学できます。小学校がYear1~6(5~11歳)、中学校がYear7~8(11~13歳)の2年間、高校がYear9~13(13~18歳)の5年間となっています。

留学生の場合は、必ずしも上記学年と年齢に合わせる必要は無く、学年を下げて入学する子も多いです。

→ 学年を下げて入学する

中学・高校の種類と留学開始時期

中学・高校の種類

高校留学ニュージーランドには3種類の中学・高校があり、それぞれ男子校、女子校、共学があります。

・パブリックスクール(Public School):公立高校

・インテグレイテッドスクール(State Integrated School):キリスト教系の学校(ミッションスクール)で、校舎は教会所有ですが、先生は公立高校と同じく公務員です。

・プライベートスクール(Private School):私立高校

学費は公立高校とインテグレイテッドスクールは同程度です。私立高校は大幅に高くなりますが、私立高校は設備や生徒へのケアが充実しているため、費用に見合う価値があります。

留学できる年齢と入学開始時期

留学可能な年齢は?

一人で留学をする場合、一般的には11歳からニュージーランドの中学校(Year7~8)に入学できます。

必要な英語力は?

学校によって異なりますが、英語力が低くても入学可能な学校も多くあります。一方で私立高校では、授業にある程度ついていける英語力が求められ、入学前に英語の試験もあります。

クオリティニュージーランドでは、英語力が低い子供のための学習サポートも行っています。

入学の開始時期は?

ダーフィールド高校一般的には年始(1月の終わり)や学期の初めですが、多くの学校で授業期間内であればいつでも入学可能です。

2週間程度の短期留学や、1学期間~1年以上の長期留学も受け入れています。

留学の開始時期は?

日本からニュージーランドへの留学では、Term1(1月終わり)やTerm2(4月下旬)から始める生徒が大半を占めています。例えば、中学3年生の3学期を行かずに新年のTerm1から始める子や、中学3年生を終えた後にTerm2から来る子が多いです。

また、日本の高校に入学したが合わずに退学し留学をする子もいます。

さらに、最近では小学6年生の3学期を行かずに留学を始める子や、小学校卒業後すぐに留学を始める生徒も増えています。

学年を下げて入学するのも一つの方法

ニュージーランドでの留学では、学年を1年または2年下げて入学するのも一般的です。学年を下げることで、英語力をしっかり伸ばすこともできますし、授業の理解度も上がり、よりスムーズに学校生活に適応できます。

特に、Year11からはNCEA(全国統一試験)が始まるため、NCEAの準備をしっかりと整えるために、Year10から留学を始めるのもおすすめしています。そうすることで、翌年の試験に向けて英語力を伸ばすなど準備もできますし、初年度にNCEAのプレッシャーも少なく安心して留学をスタートできます。

ラグビー王国ニュージーランドへの留学

ラグビー留学 クライストチャーチボーイズハイスクールニュージーランドは、2011年と2015年を含む3度のラグビーワールドカップで優勝しており、ラグビー王国として知られています。そのため、ラグビー留学の留学先としても人気があり、世界中から将来有望な生徒が集まってきます。特別なラグビープログラムを提供している高校も多く、充実した環境でラグビーを学ぶことができます。

他にも、学校にはさまざまなスポーツや文化活動のクラブがあり、興味のあるクラブに参加することもできます。クラブ活動に加えて、学外での音楽、アート、ダンスのクラスに参加するのもおすすめです。

ニュージーランドでは、スポーツごとに複数のチームがあり、それぞれのレベルに応じたトーナメントが行われています。そのため、初心者でも毎回試合に出ることができ、チームの一員として楽しく活動できます。

ニュージーランド留学の流れ

ニュージーランドへの留学を決めたら、まずはお問い合わせください。ご相談の上で、一人ひとりの希望に合った学校を探し、入学手続きを行います。

入学手続きが完了した後、出発までに必要な準備をサポートします。準備には多くの項目がありますが、一つひとつ確認しながら進めるので安心です。

出発前にはオリエンテーションを行い、最終確認をしてから安心して出発できるようにしています。