ニュージーランドは南半球にある人口450万人ほどの島国です。日本ではニュースで取り上げられることも少ないので、ニュージーランドがどのような国か知らない人も多いですが、英語を第一言語とする先進国の一つです。IT業や観光業、農業・畜産業が盛んで、安心して留学できる留学先として人気があります。
ニュージーランドは留学生にも優しい国
ニュージーランドは日本の3分の2ほどの国土面積を持つ島国です。大きく北島と南島の2つに分かれており、まるで北海道と本州のような形をしています。
総人口は450万人ほどで、人口のおよそ4分の3は北島に集中しています。ニュージーランド最大の都市はオークランドで約150万人がオークランドに住んでいます。首都はウェリントンで、南島最大の都市はクライストチャーチ。自然を大切にしており、町を少し離れればのどかな牧草地帯や畑、果樹園が延々と続きます。
ニュージーランドは先進国ですが、ゆったりとした雰囲気があり、そして何よりも安全で住みやすい国であることから中学・高校留学先として人気があります。
例えば、
世界平和度指数ランキング:2位
住みやすい国ランキング:4位
幸福度ランキング:8位
など、多くの国際ランキングでもニュージーランドは常に上位にあり、安全で生活のしやすい国ということが分かります。
ニュージーランドの公用語は英語ですが、先住民族マオリの文化も大事にしており1987年にはマオリ語が公用語の一つとして認められ、2006年には聴覚者の権利から手話も公用語となりました。
初めの挨拶など冒頭にマオリ語が使われたり、国家をマオリ語、英語と順番に歌ったりと、マオリ語に触れる機会もありますが、日常の会話(ラジオ、テレビも含め)でマオリ語を使うことはなく、英語での会話になります。もちろん学校の授業は全て英語で行われます。(僅かですが、マオリ語の番組もあります。)
学校にはマオリ語の授業もあります。単にマオリ語を習うだけでなくハカなどのパフォーマンスも一緒に行うなど、マオリ文化にも触れることもできます。マオリの子たちはとてもフレンドリーですし授業も楽しく、留学生にも比較的人気のある科目の一つにもなっています。
ニュージーランドへ留学する理由は、英語圏というのもありますが、安全な国・生活し易さ・キウイの人柄・教育の良さ・いじめの少なさ、などがあります。
ニュージーランド人はキウイとも呼ばれており、性格はおおらかでフレンドリー、日本人に対して友好的な人が多いです。選択授業として日本語が含まれている高校も多く、日本語の授業から友達を作るということもできます。
先住民族マオリの文化も大切に保護しており、そのユニークな文化に触れることができるのもニュージーランドならでは。
ニュージーランドは移民も多いので、様々な国の文化や習慣に触れる機会も多く、色々な国の友達を作ることができます。
ニュージーランドでは、いじめや差別に対しては特に厳しい国です。ニュージーランドでは日本ではいじめに当たらないような非常に小さな段階でも、しっかりと対処するようなシステムになっています。
ニュージーランドは多くの移民から成り立っている国です。学校でも白人だけでなく様々な国を起源とする人々がおり、学校・社会共に、差別に対してはとても厳しく対処しています。
ニュージーランドは、世界で初めて女性に参政権を与えた国です。現在のアーダーン首相も女性ですし、国会議員の約40%が女性議員ということからも分かるように、男女平等という考えが世界で最も高い国の一つです。