ニュージーランドの中学・高校では、一人一台のデバイス活用が当たり前になりつつあります。授業でノートパソコンを使う機会が多いだけでなく、オンライン課題やデジタルツールの利用も増加中。留学を検討している方にとって、このIT化が進んだ教育現場を理解することは非常に重要です。
デバイスはなぜ必要?ITが広げる学びの可能性
ニュージーランドでは、高校生になるとGoogle ClassroomやMicrosoft Teamsといったオンラインプラットフォームが日常的に使われています。これにより、教師は資料や課題を効率的に共有でき、いざというときにはオンライン授業にもスムーズに切り替え可能です。
また、調べ物やプレゼンテーション作成といった学びのプロセスにデバイスが欠かせません。小学校や中学校では教室に備え付けのデバイスがある場合もありますが、特に高校生には自分専用のデバイスが必要です。

オンライン学習で広がる可能性
ニュージーランドの学校では、Education Perfectなどのオンライン学習ツールが活用されています。このツールでは、ドリルの進捗や間違いを先生が簡単に確認できるだけでなく、生徒自身もクラス内や学年全体での自分の進歩状況をリアルタイムで把握できます。これにより、モチベーションを保ちながら効率的に学習を進められるのです。
どんなデバイスが必要?学年ごとの目安
必要なデバイスは学校や学年により異なりますが、だいたいどういったデバイスが必要なのか目安です。
- Year 1〜8(小学校〜中学1〜2年生)
Primary School(Year1~6)やIntermediate School(Year7,8)では、タブレットやChromebookを使用します。調べ物やオンラインの学校の課題を行えれば十分です。特に指定がない限り、高価なモデルを選ぶ必要はありません。 - Year 9〜13(高校生)
ノートパソコンが必須で、学校によってはWindowsやMacなどの指定がある場合も。ただし、デザインなど画像編集ソフトを多く使うような科目を選択していなければ、8~10万円程度のパソコンで全く問題ありません。
デバイス準備のタイミング
学校の指定や必要な性能は入学時に確認してください。デバイスはニュージーランド到着後に購入することも可能なので、持ち込みを迷う場合は現地で準備しても問題ありません。
ITスキルが未来を拓く
ニュージーランドの学校でITデバイスを活用した学びは、単なる道具としての利用を超え、情報収集、自己管理、プレゼンテーション能力といった将来必要なスキルを育てます。ノートパソコンやタブレットを使いこなすことで、学びの幅が広がり、未来への準備が加速するのです。
ニュージーランドで、ぜひIT教育の魅力を体感してみてください!